兵庫県三田市出身。高校1年生より声楽を始める。ゆりのき台小中学校、三田祥雲館高等学校を経て、神戸女学院大学音楽学部声楽専攻卒業。2018年イタリア・ペルージャ音楽祭に参加。これまでに第23回日本演奏家コンクール声楽部門一般Aの部にて特別賞を受賞。第22回大阪国際音楽コンクールAge-G声楽部門オペラコースでは第3位入賞。学内選抜にて神戸女学院大学オータムコンサート、クリスマス礼拝ソリスト、新人演奏会、関西新人演奏会等の演奏会に出演。卒業後、関西を中心に多数の演奏会へ出演し、積極的に演奏活動を行っている。2022年にはサントリーホール大ホールにておぎゃー献金合奏団（保科洋氏指揮）チャリティーコンサートのソリストとして出演し、以後毎年岡山・香川公演へ参加。これまでに斉藤言子氏、清水裕子氏に師事。現在、関西二期会準会員、三田音楽家連盟、宝塚演奏家連盟各会員。ひばり音楽教室講師。2025年6月には、三木室内管弦楽団第48回定期演奏会にて、ベートーヴェン「交響曲第九番」ソプラノソリスト、11月には関西二期会第99回オペラ公演 喜歌劇「メリー・ウィドー」にてドド役で出演予定。

2016年に打楽器奏者の小泉渚と西谷夏が「子どもから大人まで、誰でも一緒に楽しめるコンサートをしたい」という思いから無名のデュオグループを結成。幾度の本番を経たのち、2018年にお互いの出身地である兵庫県と高知県で自主公演「0歳から楽しめる親子コンサート」を開催する際に自分たちの思いをストレートに込めた「ハッピーパーカッション」と命名した。第1回自主公演の好評を得て翌年には郷の音ホールアクトスクエア、高知県立牧野植物園にて「ハッピーパーカッション2」を開催。同時に高知県内の小学校で文化庁公演も複数開催。以降も関西、高知県の保育園から高校まで、様々な場所での訪問演奏を行う。マリンバをはじめとする鍵盤打楽器、ジェンベなどの太鼓や様々な特殊な打楽器を使用したプログラム構成で色彩感豊かな音色が好評を得ている。特に子どもたちへのアプローチを得意としており、身近に音を体験できる移動演奏プログラムや楽器体験、パペットで芝居をしながら演奏するお話プログラム、体を一緒に動かす遊び歌演奏など、公演を重ねるごとに新しい楽しみを探求し続けている。
「小泉渚」
三田市に生まれ育ち、けやき台中学校の吹奏楽部にて打楽器と出会う。その後、相愛大学で学びを得て、現在はフリーランスの打楽器奏者として活動中。2019年5月には自身初のソロリサイタル「Osadia」を郷の音ホールにて開催。また、2019年8月には同ホール主催の「新宮晋 絵本の世界 トークセッション&コンサート」に出演。その他イベント会場でのBGM演奏や他グループのパーカッションサポートなど活動の幅は多岐にわたる。
「西谷夏」
相愛大学音楽学部管打楽器専攻を首席で卒業。同大学専攻科課程修了。関西新人演奏会(住友生命いずみホール)に出演。第27回関西打楽器協会新人演奏会にてグランプリ。スイスイタリア音楽院を最高評価で卒業。国内外のソロコンクールにて多数入選。現在フリーランス打楽器奏者として、芸術鑑賞会、ワークショップ、吹奏楽団・オーケストラでの客演、音楽劇、クラシック・Pops ジャンルを問わず幅広く活動中。

兵庫県神戸市出身。4歳からピアノ、12歳からサクソフォンを始める。神戸市立北神戸中学校、兵庫県立兵庫高等学校を経て、京都市立芸術大学音楽学部管・打楽専攻卒業。学内選抜により、京都市立芸術大学卒業演奏会および第37回ヤマハ管楽器新人演奏会に出演。後に渡仏し、フランスのクラマーにあるH.デュティユー音楽院でDEMを取得し、満場一致の最優秀の成績で卒業。第20回大阪国際音楽コンクール木管楽器部門Age-U入選。第7回パリジャンサクソフォンコンクールSOLISTE部門第3位。第3回アジアパシフィックソロサクソフォンコンクール第4位。第10回アンドラ国際サックスコンクールセミファイナリスト。これまでに、第18回ワールド・サクソフォン・コングレス(クロアチア)やStage de virtuosité 2020・2023(フランス)に参加。音楽院在学時に、ソリストとして学生オーケストラとグラズノフのサクソフォン協奏曲を共演。ヤン・ルマリエ、フィリップ・ガイス、ヨナタン・ラウティオラ、ケネス・チェ、ミーハ・ロギーナ、ジョシュア・ハイドの各氏のマスタークラスを受講。これまでにサクソフォンを井上麻子、須川展也、國末貞仁、本堂誠、アレクサンドル・スーヤの各氏に、室内楽をナンシー・アンデルフィンガー、アレクサンドル・スーヤの各氏に師事。