郷の音ホール開館5周年記念ソング「郷の音の四季」

郷の音ホール開館5周年記念ソング「郷の音の四季」が完成しましたので、2012年7月に開催された「お披露目コンサート」の様子と合わせてご紹介します。この記念ソングが市民のみなさまにいつまでも歌っていただけることを願っています。

郷の音ホール開館5周年記念ソング
「郷の音の四季」
作詞:風上 慎(かざかみ・しん)
作曲:村松 聡(むらまつ・さとし)

作品公募・選考について

開館5周年記念ソングの制作にあたり、オリジナルの歌詞とメロディーを全国公募しました。作詞部門では18都道府県より77作品の応募があり、審査会の結果、三田市在住の風上慎さんが作詞された「郷の音の四季」が、最優秀作品に選ばれました。
この「郷の音の四季」の歌詞をもとに公募された作曲部門では、24都道府県より114作品の応募があり、埼玉県新座市在住の村松聡さんの作品が最優秀作品に選ばれました。

作詞部門(審査会:平成23年12月26日)

最優秀作
風上 慎(三田市)
佳作
青木 淳子(神戸市)
長廻 富夫(三田市)
山田 典子(三田市)

作曲部門(審査会:平成24年5月1日)

最優秀作
村松 聡(埼玉県新座市)
佳作
西京 知秀(三田市)
早瀬 竜一(福岡県宗像市)

※佳作は五十音順

作者のプロフィールとコメント

風上 慎(かざかみ・しん/三田市)
他の作品に「三田旅情」「幸民ビールの歌」「北摂来光」など。
作品は混声合唱団「しちようコール」(三田市)のコンサートなどで演奏される機会が多い。
『三田は大きく育ち、ほどよい田園都市となりました。身近な自然は四季折々の風物を届けてくれます。ひかえめではありますが、歴史の匂いもところどころに残っています。現在の都市は放っておけばバラバラになりがちです。その中で“郷の音”の役割は大きいように思います。三田の四季、歴史、代表的地名を織りこみ、“郷の音”への期待を詞に託しました。』
村松 聡(むらまつ・さとし/埼玉県新座市)
過去に採用された作曲作品には「霧島市愛唱歌」、「鎌倉市老連PRソング」、「みやき町町歌(佐賀県)」等。
『多数の応募作品の中から選んでいただき、戸惑いを感じるともに大変光栄に思っております。歌詞を読んで温かい気持ちになり郷愁が湧いてきました。自身の故郷を重ね合わせイメージを膨らませました。情景がリアルに浮かぶ素晴らしい歌詞でしたのでメロディは自然に生まれてきました。ご縁のある町が1つ増え、うれしく思います。末永く親しまれる歌になっていくことを願っております。』

お披露目コンサートについて

2012年7月1日、郷の音ホールの開館5周年記念日に「郷の音の四季」の完成発表コンサートを開催しました。コンサートは、三田少年少女合唱団のみなさん、人気アコースティックデュオ・ちめいど、そして指揮・加藤完二さんによる、この日のために三田ゆかりの若き演奏家たちを中心に編成された総勢50名の管弦楽「さとのねフェスティバルオーケストラ」の演奏でお楽しみいただきました。
記念ソングのお披露目の前に、作詞の風上さん、作曲の村松さんに登壇いただき、受賞セレモニーを開催、竹内市長より賞状と賞金、副賞が授与されました。
最後は出演者全員よる「郷の音の四季」を会場のみなさんと大合唱でコンサートが終了しました。

郷の音ホール開館5周年記念ソングお披露目コンサート
2012年7月1日(日)大ホール
出演:ちめいど、三田少年少女合唱団、加藤完二(指揮)、さとのねフェスティバルオーケストラ(管弦楽)
司会:もんがきとしこ