Cicadaーシカーダー Japan Tour 2024

主催公演 小ホール 発売中 オンライン
Cicadaーシカーダー Japan Tour 2024
※画像をクリックするとチラシPDFが表示されます

スクリーンを使った台湾の自然映像とアロマが香る新感覚コンサート。

日本アカデミー賞授映画「ある男」の石川慶監督からのオファーで音楽を担当した、台湾の才能ある次世代音楽家たちが織り成すメロディで癒しのひと時を体験してみませんか?

★台湾ミニマーケット同時開催!

メンバー
❖江致潔(Jesy Chiang) ピアノ
❖蔡巽洋(Ocean Tsai) アコースティックギター
❖楊庭禎(Yang, Ting Chen) チェロ
❖許罡愷(Hsu, Kang Kai) バイオリン


1.シカーダ結成のきっかけを教えて下さい
<Jesy>
 15年前、私はポストロックとシューゲイザーのバンドのキーボード奏者でした。 当時、私はロックやロックで使用する楽器類に溶け込みにくいピアノ曲をいくつか作曲しました。 ある日(シカーダの)初代チェリストが、それらの音楽にストリングスを追加できるのではないかと提案してくれました。 そこで音楽の授業が一緒だった昔の友人を集め始めました。 クラシカルになりすぎないようにアコースティックギターも入れてみました。 それがシカーダの始まりです。

2. 受賞歴
2020:アルバム「Hiking in the Mist」がゴールデンメロディー賞のベストアルバムプロデューサー賞にノミネートされる
※台湾では音楽家と同じくらいプロデューサーにもスポットが当たり評価される文化

2023:日本アカデミー賞「ある男」の最優秀音楽賞にノミネートされる
2023:メンバーのオーシャン(Gt)がゴールデン・インディー・ミュージック賞のベストプレイヤーにノミネートされる

3. メンバーそれぞれの経歴
<Jesy>
幼少期に姉がピアノを始め、ピアノに興味を持ち、4歳になる前からピアノを始める。

<Hsu>
3歳の時に台北の国立コンサートホールで行われた諏訪内晶子のコンサートに母に連れられ音楽に興味を持つ。
その後ヴァイオリン教室に行くことを母に切望し、それ以来ヴァイオリンへの興味が尽きない。

<Yang>
幼少期より音楽の環境を整えてくれる家庭の元で育つ。
小学校より音楽専門の授業を専攻し、音大卒業後プロ活動を始める。

<Ocean>
物心ついた時に兄妹と共に家の近くの音楽教室でギターを習い始める。
それ以来ギターと音楽との生活が切っても切り離せないものとなる。

4. 日本の印象
<Jesy>
私は幼い頃から沢山の日本文化に囲まれて育ちました。 日本のアニメーション、文学、映画、建築は私に大きな影響を与えました。 また、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』で語られる「侘び寂び」という概念(思想)にもとても影響を受けています。

<Hsu>
私の家族には日本人もいたので、小さい頃から日本には親近感を持っていました。 日本にもよく旅行しました。文化が豊かな国だと思います。日本的ライフスタイルも私のお気に入りの部分です。

<Yang>
トレンディー(最先端)で美味しい!

<Ocean>
前回、目黒のパーシモンホールで行われたピアノ・エラにCicadaで参加した際、日本人はとても細かいところまで気を配っていることが分かりました。 スタッフ全員がとても丁寧でした。

5. 日本人の音楽家から影響を受けましたか? 日本の音楽をシカーダで演奏したことはありますか

シカーダとして日本人音楽家の曲を演奏したことはありません。
ただメンバーの中には個人的に別プロジェクトなどで演奏した経験はあります。

<Jesy>
若いときから椎名林檎さんは大好きです。友達と一緒に沢山彼女の曲を練習してカバーしました。
近年、一番影響を受けているのは坂本龍一さんです。

<Hsu>
私も坂本龍一さんから最も影響を受けています。 私は幼い頃からクラシック音楽を学び始めたので、クラシック作曲家以外の音楽家についてはあまり知りません。 Cicadaに加入してからは、さまざまなジャンルの音楽を大量に聴くようになりました。 初めて坂本龍一さんの音楽を聞いた時は本当に驚きました! 彼の音楽は情緒的でありながら、クラシック音楽のような厳格な構造を持っていました。 彼はまた、さまざまな音楽スタイルを完璧に融合させています。 どれだけお気に入りかは言葉では言い表せません。

<Ocean>
小さい時はフィンガースタイルギタリストの岸部眞明さんの曲を沢山練習しました。
成長するに従って、井草聖ニさんの曲も楽しんで弾いています。
井草さんが台湾でコンサートをした際、オープニングアクトを務めたこともあります。

6. シカーダで曲作りをする際どのように行いますか?誰かが楽譜を書きますか?みんなで相談しながら仕上げるのでしょうか?
<Jesy>
基本的なアルバムの主なアイデアや方向性を決めて、楽譜を書き始めます。
練習中はメンバー全員で曲の解釈の仕方を話し合います。 数回の練習、ディスカッション、アレンジを経て、最終バージョンの作品が完成します。

<Hsu>
私はJesy にストリングスについてアドバイスをします。 それはブラームスが友人のヨーゼフ・ヨアヒムに自分の曲を演奏してもらい、曲を完成させる前に指使いに妥当性があるかどうかを確認したようなことと似ています。

7. シカーダとして活動し始めてかなりの年月が経つように思いますが、グループとして一緒に続けていく秘訣や理由があれば教えて下さい。
<Jesy>
バンドに所属するということは、演奏ステージだけでなく人生のさまざまなステージを音楽パートナーと過ごすことを意味します。 長く一緒に活動するための鍵は、メンバー全員がバンドとしての活動と私生活や人生の目標達成とのバランスをとれるかどうかです。

<Hsu>
お互いに敬意を表し、共に学び成長していけるか。

<Yang>
もし喧嘩してしまった後には必ず仲直りすること。

8. 6月の日本でのコンサートでのアピールポイントや見どころ
アコースティックな楽器、インスト音楽を生で聴ける環境と言うのは最高ですよね!
私たちの音楽は大きな音量や激しいリズムを持つ訳ではありませんが、音楽の持つ感情とパワーを感じ取って頂きたいです。

さらに、ビジュアル(映像効果)や香りも特別な演出として予定しています。
ぜひ皆さんも台湾の風景や景色を堪能しに足を運んでください。

9. 日本のファンやオーディエンスにひとこと
日本のファンの皆さんが私たちのコンサートにいつも興味を持って献身的に足を運んで下さることを常に感じていました。 日本のファンの皆さんの目には輝きと愛が宿っているように感じます。 私たちはそのパワーでさらに良いパフォーマンスを発揮できるようになります。 コンサートはミュージシャンだけではなく、お客様皆さんとのつながりも不可欠です!
是非6月のジャパンツアーをお楽しみに!

日時
2024年6月8日(土)

15:00

場所
小ホール
料金

一般 3,500円/友の会3,000円

※未就学児入場不可

チケット発売日

Sato-Netくらぶ先行発売
2024年4月4日(木)
9:00~ 窓口販売開始
10:00~ 電話予約開始

一般発売
2024年4月11日(木)
9:00~ 窓口販売開始
10:00~ 電話予約開始

チケット取扱い

郷の音ホールチケットセンター
TEL:079-559-8101

託児サービス

当事業には、託児サービスがございます。
定員に限りがございますので、ご利用にあたり事前に予約が必要です。
*有料/要予約
※締切:2024年5月28日(火)
詳しくはこちら

問い合わせ先
郷の音ホールチケットセンター
〒669-1531 兵庫県三田市天神1-3-1
TEL:079-559-8101
主催

三田市総合文化センター指定管理者株式会社JTBコミュニケーションデザイングループ

後援

三田市・三田市教育委員会

企画・協力

ハーモニーフィールズ

プロフィール

cicada

2009年の秋、作曲とピアノを担当する江致潔を中心に結成され、現在は4人組で活動する室内楽アンサンブル。人々がセミを形以上に音(鳴き声)によって認識することが多いことから、この名前が付けられた。
台湾の西海岸をテーマとした Coastland 、東海岸と太平洋からインスピレーションを受けた「Light Shining Through the Sea」2作を発表。表裏一体となるこの二つのアルバムでは、土地を擬人化し、海洋汚染やあらゆる環境変化を表現。後にFLAUよりアルバム「Ocean」としてコンパイルされ、初のワールドワイド・リリースを果たした。
翌年にはグループの初期作をまとめたコンピレーション「Farewell」をリリースし、初来日ツアーも成功を収めた。
海洋生物や都市に住む鳥や猫などに捧げられたアルバム「White Forest」を挟み、2019年結成10周年を記念した新作アルバム「Hiking in the Mist」をリリース。
2022年、川の源流を辿りながら、新作を展開したアルバム「Seeking the Sources of Streams」は山に長時間滞在した様々な時を表現する。